放課後(No.743)

四月八日、京都市内の小中学校の入学式が行われました。
今年もある小学校の入学式でおめでとうリーフを配布しました。ほんとうにピカピカの一年生が、お父さん、お母さんと手をつないで、満面の笑顔で校門をくぐっていきます。おじいちゃん、おばあちゃんの参加も年々増えているように感じます。この子らの健やかな成長を願わずにはいられません。


四月六日は府知事選挙の投票日でした。この選挙の中で、候補者で小児科医の尾崎望さんは、「子どもの貧困問題」を大きく取り上げました。診察室から見ていると、「人生の出発点で貧困という大きなハンデをかかえて、子どもの可能性の芽を摘み取られている。京都府にできることは少なくない」と訴えられました。知事選挙の特集番組の中で、コメンテーターも取り上げていました。
子どもの医療費無料化の拡大や南部の特別支援学校の増設の検討もすすめられようとしています。これからのたたかいの大切さを感じる年度始めでした。
(N・H)