採用試験突破ゼミ

採用試験が年々早まっています。
京都市の令和7年度京都市立学校教員採用選考試験は6月15日実施。
「仕事が忙しく、気持ちはあるけど、試験勉強の時間がなかなかない」「1人で学習してもはかどらない」という方、ぜひ組合の用意する「採用試験突破ゼミ」にご参加ください。毎年、複数名の合格者を出している学習会です。ぜひ、一緒に学びましょう。

 

2024春の教育講座

4月6日、恒例の春の教育講座が開催されました。全体講演は「学校が楽しい場所であるために」をテーマに、日常の子どもたちとの対話や、作文実践から楽しい学校の姿を語られました。
後半は国語や算数、生活指導など分科会に分かれて、各自参加者が興味のあるところに参加しました。新年度、誰もが不安を抱える中で、前向きな気持ちになることができた教育講座となりました。

「教員の長時間労働に歯止めをかけ、豊かな学校教育を実現するための署名」全国提出集会

教育研究者有志が2月15日、文部科学省に18万2226人分の「教員の長時間勤務に歯止めをかけ、豊かな学校教育を実現するための全国署名」を提出しました。「このままでは学校がもたない」として、制度の改正を求めました。

署名は昨年5月に教育研究者20人が呼びかけ、全国の教職員、保護者らが取り組んできました。京都では、職場や関係団体に呼びかけ、街頭戦前も精力的に行い、約8000筆を集めました。これは全国の教職員組合の中でもトップの筆数です。

さらに提出後、参議院議員会館で院内集会が行われ、オンラインや国会議員含め140人が参加しました。浜田博文さん(筑波大学)から「自民党案が目標に示した週20コマでも多すぎる」として週あたり小学校17コマ、中学校15コマにすることを提案されました。次に、中嶋哲彦さん(愛知工業大学)から義務標準法の「乗ずる数」を改正して教師を増やすことが提起され、給特法だけにこの問題を焦点化するのではなく、一歩進んだ改善の視点が確認されました。

長野県教組、神奈川県の高校の教職員組合、京都市教組からも「働き方がかわらないと教員をめざす学生が少なくなる。職場で署名を集めた」「街頭で訴えても反応はとてもいい。職場でも歓迎されている。教職員が当事者性をもって訴えたい」などの取り組み報告がありました。

中教審で給特法についての議論が始まり、春頃には方向性が示されるとされています。今後の動向を注視すると共に、私たち自身もこの問題の当事者として議論や運動に参加することが求められています。

 

次代の学び連続学習会

教師として新年度を迎える準備をすることはとても大事です。

そこで、来年度を見越し、今学んでおきたいこと、UPDATEしておきたいことを
3人の講師の先生にお願いし、学ぶ場をつくることにしました。

その名も「次代のまなび連続学習会」(フルオンライン)

・3月17日(日)トランスジェンダー入門~学校におけるジェンダー課題~
高井ゆと里さん(群馬大准教授)

・3月24日(日)今、私たちが知るべき人権の話 マイクロアグレッションとは何か
渡辺雅之さん(大東文化大学特任教授)

・3月28日(木)楽しくなければ学校じゃない!自治・学校づくりの話 講師・森恵美さん (福岡県中学校教諭)

先生として学んでおかないと、次年度教壇に立てない!?
少し大げさですが、それくらいの気持ちで講師、内容ともに考えました。

いずれもフルオンライン講座、企画の中心は京都市教職員組合ですが、どなたでも無料で参加してもらえます。
ぜひご参加ください。

申込みはフォームスから

https://forms.gle/s3dUohy9MmErYj2h8

 

市教組単組交渉

12/20 市教組は教委育委員会と交渉を行い、本体・専門部から事前に提出した要求書にもとづき回答を求めました。

21名が参加し、学校の現状や実態を訴えました。

第297回中央委員会

広がる組合の輪
職場を基礎にした組合活動を
12/16 第297回中央委員会が開催

第1号議案から6号議案までが提案され、討論を経て全て承認されました。今年度は承認された議案に基づき活動していきます。

討論では職場のリアルな様子や職場づくりについて語られました。中学校給食の実施に関わって食物アレルギー対応の不安、栄養教諭配置の重要性、部活動終了時刻の前倒しによって給食休憩時間が短縮されている問題、個別の対応が必要な不登校生徒の増加について。職場づくりに関わって、異動を契機に自然体で組合活動しようと思い、管理職とも話し合いながら「組合には仲間が必要」と加入を呼びかけたところ「私も仲間が必要です」と言って加入に至った経験。青年部からは写経・座禅体験、平和学習、教組を超えて参加があった山登りについて。病休や産休でお休みされる方の替わりが見つからない職場の問題。休他にも全国女性や支援学校の課題など発言内容は多岐に渡りました。

参加者にはおいしいケーキが振る舞われ、1人1キロの新米がプレゼント。楽しく充実した会議となりました。

 

全国政令都市交流集会in北九州

12/9.10は全国から全教と繋がる政令都市組合が集まり交流・議論する「全国政令都市交流集会」が北九州市で開催されました。

広島で暫定再任用者の給料を定年延長者の給料額まで水準調整することを求める人事委員会勧告が出されたことや、川崎市のプール水流失にかかる費用が職員に求められたことを撤回させる運動など各地の特徴的な様々なことが交流されました。

市教協交渉 4年ぶりの給与引き上げ

11月14日(火)に市教協・市教委交渉を行いました。

4年ぶりの引き上げ勧告を受け、教育職の給料表について、
大卒初任給12500円引き上げ(京都府は12000円)
最低引き上げ額1800円引き上げ(京都府は1100円)

と、府市間の格差改善を勧告の範囲内ではあるものの、一定意識した給与改定となりました。