充実した各講座 先生の学校 パートII

678-1-2.JPG四月三日の「春の教育講座・先生の学校」に続いて、二回目の「先生の学校」が、五月二十九日に、教育文化センターで行われました。
 一組、二組に分かれて行われた講座は、一時間目が「算数」と「理科」。「算数」は、京都市内算数サークルの本田陽一さんが、たくさんの教材・教具を使って子どもたちが学習内容を理解しやすい工夫を紹介し、こうして本物の学力がついていくのだと実感できる内容でした。

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「孤立している子」をみんなの中へ

山科・醍醐「せんせのガッコ」
678-1-1.JPG五月二十八日、パセオ・ダイゴローの会議室で、山科・醍醐「せんせのガッコ」が二十二名の参加で行われました。
 最初に、勧修中学校の宮下さんが、「子どもの声をき(聴)く」ことについて、話されました。

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核兵器廃絶に向けて前進―NPT再検討会議レポート①―

678-2-1.JPG二〇一〇年のNPT再検討会議は、五月二十八日、全会一致で最終文書を採択し閉会しました。カバクチュラン議長の「私たちは市民社会の熱意に応えなければなりません」という感動的な開会の挨拶で始まった今回の会議。前回の二〇〇五年がアメリカ・ブッシュ大統領の妨害などにより会議は決裂、最終合意に達しなかったという苦い経験から、今回の会議の成功は世界中の多くの人の願いでした。

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対話と共同 組合の値うち語られる 第42回市教組定期大会

困難の中 子どもの心に寄り添おう
 第四十二回京都市教組定期大会が、五月二十二日、京都教育文化センターで開催され執行部を含め二四〇人を超える代議員が参加しました。しかし、当日に宿泊行事や休日参観などがあり、参加できない分会もありました。年間行事日程を決めるときに、大会日程を配慮してもらうことが各分会に求められています。

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市教組執行委員長 あいさつ(大要)

執行委員長 新谷 一男
 昨年は、総選挙の結果に見られるように、国民の声が自民党政治に終結を告げました。私たちは、大きく政治が前に動いたということを実感しました。民主党中心の鳩山内閣は、公立高校の授業料の無償化の実施や、若干でも教職員の増員をはかりました。しかし、学力テストは抽出にしたものの市町の教育委員会が希望すれば全校実施もできるようにしました。その結果、京都市では全校実施が市教委によって押しつけられました。教員免許制度の見直しも、教員養成の新制度が出来るまでは、現行制度を維持して、結局自己責任で大学での受講をつづけることになっています。

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大詰めを迎えた角過労自殺裁判

677-2-1.JPG 元下鴨中学校で、「過労自殺」された角隆行さんの公務災害認定を求める裁判の第十三回口頭弁論が五月十八日に京都地方裁判所で開かれました。
 前回口頭弁論以降、被告の「基金支部」が医師の「意見書」と第五準備書面を提出してきました。その主な内容は、角さんのうつ病発症の要因を主に家族が原因と主張するものです。さらに、療養中に自殺した原因を薬による副作用との新たな主張を行ってきました。

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