身近な声を気軽に要求書へ!

(注)「職場要求アンケート版下」「職場要求書版下」「職場要求書作成例」は「職場要求書」作成参考ファイルのページよりダウンロードできます。

毎年、一歩ずつ要求は前進!

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忙しくて「要求書づくり」が困難

「春休みも無く、くたくた」「子どもから目を離せない」、多忙化と過密な勤務実態の中で、分会会議も開けない。大切だとはわかっているが、要求書づくりは困難という分会が多くあります。今回、要求実現の流れをイラストを含めてわかりやすくまとめました。すべての過程ができなくても、他の学校の要求書を参考にし、気軽に取り組みましょう。

着実に前進してきている私たちの要求

 今年度四月から不十分ですが、中学校三年生で三〇人学級が実現しました。また「少人数加配」の教員を担任として活用することで学級減を防ぐことができた学校もあります。すべての普通教室へのクーラー設置や特別支援加配教員の配置など、切実な要求も前進しています。また、長年の要求だったトイレのない階へのトイレ設置が実現した学校もあります。厳しい状況の中でも、要求は少しずつ確実に前進してきています。

「要求書づくり」は組合活動の原点

 組合の役割はなんと言っても、教職員の要求を実現することです。これらの取り組みの基礎になるのが「職場要求書」です。市教組は、各分会と協力して、すべての子どもたちに豊かな学力をつけ、教職員が生きいきと働き続けられる職場をつくるために、府・市教委との交渉や教育署名運動を進めていきます。今回の特集号を要求書づくりに活用して下さい。

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教職員の超勤常態化 ― 市教組超勤訴訟第十回公判 ―

 京都市を相手取り、長年の超過勤務を放置してきたことへの慰謝料と超過勤務手当等の支払いを求めて提訴した(市教組超勤訴訟)の第十回公判が、五月八日、京都地方裁判所で開かれました。

 今回は訴訟団長の塩貝光生さん(嵯峨中)の尋問と、市教委側証人の元嵯峨中学校長の今井雅彦さんの証人尋問が行われました。塩貝さんは、登下校指導、部活や教材準備など超勤の実態をリアルに証言し、超勤の常態化による長時間過密労働、同僚や若い教職員のすさまじい超過勤務実態を明らかにしました。

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国民投票法成立強行に抗議

許せない憲法改悪への道

 五月十四日、政府・与党は、憲法改悪のための「国民投票法案」を参議院本会議で強行採決・成立させました。最低投票率の未規定や公務員・教育者の運動規制など、多くの問題点を積み残したままの強行に、私たちは大きな怒りをもって抗議するものです。今後、憲法改悪を許さない国民過半数の声を獲得するための取り組みが求められています。

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2007 京都新歓 みんなで行こう! 新しい仲間と語る教育と文化の集い

日時2007年6月2日(土)13:30開会会場教育文化センター(アクセス→周辺地図)記念講演金森俊朗さん「いのちの授業」ひとすじ30年

「2007京都新歓」の情報は→こちらからも(京都教職員組合HP)

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第78回メーデー/雨の中、憲法と教育を守れの声!

 第七十八回目を迎える全京都統一メーデーが二条城前で開催され、雨の中、全体で約八千人、市教組から一五〇人が参加しました。集会では、実行委員会を代表して総評の岩橋議長が、「『格差と貧困』の克服に立ち上がろう」と呼びかけ、超勤訴訟団の塩貝団長が壇上で紹介されました。参加者は、元気に市役所前までデモ行進しました。

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「軽快に」市役所前でジグザグデモ

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「教育介入するな」市教委へのシュプレ

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着実に前進してきている私たちの要求

  「授業日数205日以上」の規則化と始業の繰り上げで、この年度末・年度始めは、例年にない過密勤務を強いられた方が多かったのではないでしょうか。教職員のまともな働き方を取り戻すための「超勤訴訟」もいよいよ大詰めを迎えています。
 一方、毎年取り組んできた要求書づくりや交渉での訴え、教育署名のとりくみの成果で、中3の30人学級が実現しました。すべての学年で一日も早く実施させるよう、とりくみを今後も強めましょう。また多くの職場で施設設備の改善をかちとることもできました。厳しい状況の中でも、要求は少しずつ確実に前進してきています。

できるだけ早く要求の集約を

 これらのとりくみの基礎になるものは、各職場・分会からの「職場要求書」です。すべての子どもたちに豊かな学力をつけ、教職員が生きいきと働き続けられる職場を作るために、各職場からの要求書に基づいて、府・市教委への交渉や教育署名運動を進めていきます。 教育署名のとりくみも早めて、5月・6月に要求項目づくり、7月にスタート集会を行い、8月に十分時間をとって保護者や団体への協力の申し入れができるようにしたいと考えています。そのためにも、職場での要求のとりまとめをできるだけ早くして、すべての職場・分会で5月末までに「職場要求書」を作成して下さい。

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