放課後(NO.670)

 今年の正月後の授業再開は五日、本来は七日までが「松の内」とされ、「七草がゆ」でゆったりとしたものでした。振り返ると夏休み明けの授業も八月二十四日(月)から。そのため、地蔵盆も腰をすえてやりにくくなっています。


すべては授業日数二〇五日の呪縛によるもの。かつて、安倍元首相は、日本の伝統や愛国心を声高に叫び教育基本法「改正」を強行し、そして、このお先棒をかついだのが、前教育長であり現市長でした。しかし、現実には正月や地域の伝統を軽視するという、矛盾を生み出しています。
 さて、今年度、中三の担任として初めて三〇人学級を経験しています。短い冬休み、進路に関する書類作成にかかる労力も、四〇人と三〇人では雲泥の差。思えば三〇人学級は前市長が任期最後に果たした公約であり、京都市の独自措置(小一小二の三十五人学級を含む)として約九億円が必要とのこと。
 今、全学年で三〇人学級を実現することは急務です。そのためには、まず府政を転換させ、京都全体で三〇人学級実現のため頑張りましょう。
(H・Y)

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