放課後(No.745)

日本中がサッカーにわいています。第一戦のコートジボワール戦は、日本が逆転負けの残念な結果となりました。後半、ドログバ選手の投入で流れが変わったと言われています。


テレビの特集番組で知ったことですが、コートジボワールでは二〇〇二年、内戦状態となり多くの命が奪われました。それに心を痛めたドログバ選手は、二〇〇五年十月、ドイツ大会の本大会進出を決めた試合後、更衣室でチーム全員と一緒に、生中継のテレビカメラに向かって、「コートジボワール市民の皆さん、北部出身の、南部の、中部の、そして西部出身の皆さん、私たちはこうやってひざまずき皆さんに懇願します。許し合ってください。コートジボワールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすればすべてが良くなります」と訴えました。
これが大きなきっかけとなり、一週間以内に戦闘が止まりました。平和の大切さとスポーツ選手の偉大さを感じたエピソードでした。
N・H

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