放課後(No.746)

先日、京都アスニーの教科書展示会に行ってきました。
初め展示場所がよく分からず、図書館にまで行って尋ね、やっとたどり着きました。そこには静かに教科書をなめるように見ている方がお二人。偶然にも知っている方だったので、ちょっとおしゃべりしてから自分も教科書を手に取りました。


普段使っていない出版社の教科書は、とても新鮮でした。本来は社会科の教科書が右傾化してきているのではないか、国語で扱う教材に神話が入っているのはどうか、という視点を持ってチェックしにいったのです。そういうページを中心に見たりしているのですが、不思議とだんだん楽しくなってしまいました。これはこう書いているけど、あっちの教科書はどうかなとか、このお話、今の教科書にも載せてほしいなとか…。気がつけばあっという間に三時間が過ぎていました。
毎年、学年はじめに熱くなって教材を選んでいる自分たちを思い出し、教科書も自分たちで選べたらいいのに…と思いました。きっと子どもたちの顔を思いうかべながら、生きいきと教科書を選ぶ教師の姿があちこちで見られると思います。
E・T

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