おおいに学習、おおいに交流—- 市教組 一泊学校 —-

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深く心に残る一泊学校!
 多くの学校が夏休み最後の週末である八月二十一日から二十二日、琵琶湖グランドホテルで、恒例になっている市教組一泊学校が開催されました。研修や授業再開の準備がある中、一〇五人の参加がありました。


 記念講演は神戸大学教授の二宮厚美さんが「新自由主義の破局と決着」と題して、現在行われている総選挙の情勢や、構造改革によって国民生活が犠牲になってきた背景を詳しく解明されました。夕食交流会からの参加者も多く、例年になく青年の参加が多くあり、夜遅くまで熟年を交えた青年との交流や青年同士の交流が続きました。夜の文化企画には、伏見支部の宮下さんもメンバーの「ラ・フェスタ」がボサノバのリズムにのった魅力的な演奏を披露してくれました。
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 二日目は午前中三つの選択講座1.困った子どもの指導について 2.高橋裁判から学ぶ新採 3.青年教職員の実態と課題職場の労働安全衛生活動に別れ、しっかり学びあい、どの講座も好評でした。
《参加者の感想》
●世の中の見方が急にスッキリ、深くなったような気がしました。これから、新聞を読むときは、見出しをさっと読むだけに終わらず、学んだことを考えながら読みたいです。
●夕食交流会では、若い方の参加が多かったのが、とてもうれしかったです。市教組の未来が見えました。「ボサノバの夕べ」はとても素敵な時間を過ごさせてもらいました。演奏されている方の顔を見て、とてもキラキラされていて「いいなあ!!」とつくづく思いました。
●障害を理解し、どう行動すればいいのかが分かりました。行動できる子どもたちを育てることが未来の社会を作ることであり、私たちにできる大切なことだとの思いを強くしました。
●高橋判決のエキスをコンパクトに学べてよかった。もっと若い先生に聞いてほしいので、また弁護団の話を聞く機会を作ってください。今度こそ青年を連れて行きます。
●設置している「衛生委員会」を、本来の教職員の健康と安全を守ることに専念できる委員会にし、形骸化しないようにがんばりたいと思います。