集まれば元気、たたかえば前進―― 市教組 女性部総会 ――


別ウィンドウで画像を拡大
第三十八回女性部定期総会が、六月十四日、京大会館を会場に開催されました。休日運動会や休日参観実施の学校もありましたが、二〇〇七年度活動の経過報告・二〇〇八年度運動方針が採択されました。

会場の正面には、各支部の創意あふれる要求タペストリーが、十二枚飾られました。「この忙しさプラス免許更新の講座、しかも有料?」「なんで帰りが夜八時。人間らしい生活を」「教育費を削るな。子どもをもっと大事に」「コンピューターより人を増やして」「安心して子育てできる職場に」「九条で平和を守ろう」「たった一人の女性部。仲間ふやしにチャレンジします」など、そのひとつ一つに叫びとも聞こえるような要求があふれていました。


 総会では、職場や専門部から十三人の発言がありました。子どものおかれている深刻な状況や私たち教職員のしんどさが出されましたが、困難な中でもふんばる姿が参加者の共感を呼びました。
 新採二年目の青年教職員が、昨年は涙がとまらずつぶれそうになっていたが「辞めんでよかった。今は毎日が楽しい」という感動的な発言があり、悩みやしんどさを抱える青年がつながる場の必要性や仲間づくりの大切さを訴えられました。また今年度退職される方は、大変でも、たたかうからこそ元気になれるし、要求は実現すると、あらためてたたかい続けることの大切さを語られました。「久しぶりに総会に出席しましたが、女性部のパワーを感じました」「職場はしんどくても、仲間の取り組みを聞いて元気をもらいました」などの感想が寄せられました。