高橋裁判の控訴審の第1回口頭弁論が、5月21日大阪高等裁判所で開かれました。
口頭弁論には、大阪・京都府内の教職員組合などから、20人近くの傍聴参加がありました。京都市教委が提出した控訴理由書の特徴は、分限免職処分の基準について、京都地裁以上に広い裁量を認めること、教員には高い資質が求められ、厳格な処分が必要なこと、京都地裁で否定された事実関係を再度繰り返し主張するなど、自らの処分を断罪した京都地裁判決を攻撃する内容になっています。これに対して、弁護団は答弁書を提出し、再度、処分の不当性を明らかにしています。
口頭弁論後、報告集会で発言した高橋さんは、市教委の控訴理由に憤りを感じるとともに、控訴審でも「事実には事実を持って反論し、いいがかりには毅然と対応し、必ず勝利したい」と力強く決意を語りました。次回の第2回口頭弁論は7月9日に開催されます。引き続き傍聴支援をお願いします。
次回公判
7月9日(水) PM1時30分~大阪高裁