第2回「京都市の教育を語るつどい」


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「教育先進都市」と言うけれど…
格差!競争!問答無用
第2回京都市の教育を語るつどい
京都市の「問答無用」施策を考える
                                  
6月10日(日)1:30~4:00
京大会館101号室
アクセス→こちら


*講演 
「子ども教職員をはげます教育委員会とは~犬山市の『豊かな学び』と教育条件整備~」

中嶋哲彦氏.jpg

講師 中嶋哲彦さん
(名古屋大学大学院教授・犬山市教育委員)

*京都市の学校の実態交流
  (教職員・父母・市民から)

 京都市の学校では、「二期制」「授業日数205日以上」「ジュニア京都検定」などの新しい施策が、各学校の教職員や父母の合意抜きに、トップダウンで矢継ぎ早に実施されています。「全国一斉学力テスト」の点数をことさらに意識した「学力向上プラン」の作成・実施も、一方的に学校に押しつけられており、これらは学校現場に大きな負担、矛盾を引き起こしています。まさに「問答無用」ともいうべき状態です。教育行政と学校との関係はこれでいいのでしょうか。

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 一方、愛知県犬山市の教育委員会は、少人数学級、学び合いの授業、独自の副教本の作成など、子ども・教職員をはげます施策を、各学校の教職員との合意をねばり強くつくりながら、すすめてきています。競争原理を持ち込む「全国一斉学力テスト」は犬山の教育にとって無益どころか有害だとして、一貫して不参加の態度をとっています。中嶋哲彦さんはその教育委員の中心として活躍してこられました。
 中嶋先生のお話を聞きながら、教育委員会の本来のあり方、子どもの学び・教職員の実践を真に支える教育行政のあり方を、ごいっしょに考えましょう。父母・市民のみなさん、どなたでもご参加頂けます。多数のご参加をお待ちしております。