「先生の学校」に80人参加!

「先生の学校第1弾・春の講座」に80人参加
~うち半数が青年教職員!~
 


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 3月31日(土)教育文化センターで、「先生の学校第1弾・春の講座」(主催/京都市教育研究サークル協議会・京都市教職員組合)が行われ、全体で約80人が参加し、うち約半数が青年教職員でした。若い仲間を多数迎えて、熱気あふれる学習が行われました。 

 1時間目(全体会)では、葛目己恵子さん(堺市立宮園小学校) が「悪い子なんておれへん!~荒れる心に向き合う~」と題して講演しました。「学級崩壊」の深刻な実例として「NHKスペシャル」でも紹介されるほどの、厳しい状況の学校に赴任してすぐ6年生を担任して以
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後、「悪いことする子はおっても、『悪い子』はおれへんのや」「子どもが悪いことをするのは必ず理由がある」との共通理解を、教職員の間・保護者や地域との間でつくり、協力関係を築きながら、荒れる子どもたちの心に寄り添っていった実践を紹介されました。教師反抗を繰り返していた6年生が、子どもたちだけで内緒で練習した「ありがとう」(井上陽水・奥田民生)を、卒業式の中でを突然歌ってくれたとき、1年間の苦労が吹き飛んだ、とのお話しは、参加者に感動と元気を与えてくれました。



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 2時間目は「低学年」「中学年」「高学年」「中学生」の4つの部屋に分かれての、学級開きと授業実践の講、3時間目は、「学級だよりひと工夫」「子どもが喜ぶ『秘伝・ウラ技』」「親とのいい関係をつくる懇談会の秘訣」「絵本の読み聞かせ」の4つの講座が行われ、明日からの学級での実践にすぐ役立つアイデアの数々を学んで、参加者は大満足の講座となりました。

【参加者の感想から】
「葛目先生の熱いお話を聞いて、子どもに見方をあらためて気づかされました。悪い子なんていない、という教育観を持ち続けていきたいと思いました。」
「『キレる子には原因がある』というのが印象に残りました。しっかり子どもの話を聞くことを心がけたいです。」
「愛情がいっぱいでした!」
「経験から得たエピソードに感動し、やる気のもとになりました。」
「子どもの側に立ち、子どもたちを信じることの大切さを改めて思いました。」
「力がわくような励ましの言葉をたくさんいただきました。悪い子はいない!と思うと、どの子もかわいく思えます。」

「学級開きにむけての準備ができました。」
「手軽にでき、効果的な工夫をたくさん知れた。」
「具体的で実用的なpoint、工夫が多くてよかったです。」
「学級や授業でそのまま使えそうなことを教えてもらってよかったです。わくわくした気持ちで4月を迎えられそうです。」

講座の詳しい内容はこちらの予告記事をご覧下さい。