拙速に統廃合を進めるべきではない

668-2-1.JPG東山南部学校統廃合を考える
 十二月十二日に、今熊野の即成寺で、「東山の学校統廃合を考える会」の呼びかけで、「小中学校統廃合一貫校問題を話し合う会」が開かれ、四十五人の参加がありました。


 東山南部でも月輪中学校区の三小学校と中学校を統廃合して、小中一貫校新設の準備が進んでいます。今熊野学区ではPTAが小中一貫校開設の決議を上げ、これを受けて、自治連合会が建設決議を上げようとしていますが、まだ結論を得ていない状況です。
 「話し合う会」では、神谷栄司・仏教大学教授が講演し、競争主義的で大規模な教育でなく、小規模校の良さを語られました。
 住民の方から相次いで、統廃合に対する疑問の声や、地域の学校が無くなることへの不安が出され、「住民自治の問題だ。地域の中でこそ子どもたちを育てなければならない」と締めくくられました。