「困った子」をどう見たらよいのか

672-2.jpg「エデュカフェ」全市版

 二月二十一日、教育文化センターで、「エデュカフェ」全市版が開催されました。学校現場の青年・ベテラン教師に加え、学生など十七人の参加がありました。
 前回好評だった服部敬子さんに、教室の「困った子」をどう見てかかわっていったらいいのかを、「発達」という視点からとらえ、低学年・中学年の子どもの発達について、話をしてもらいました。


 子どもの発達の筋道にそって獲得していく力を、我が子の発達検査の録画も見せながら、発達途上で引き起こしやすい問題行動についても、とてもわかりやすく話されました。
 教室の「困っている」子どもたちについて、次々質問がとびだしました。
 最後に今の教科書が、発達論から見て難しすぎる問題にも触れられました。教科書作りをしている人々にこそ聞いてほしい内容でした。「発達の段階によって、理解できる限界があることがわかった」と、感想もだされました。エデュカフェらしく、学習の始めと合間にはケーキと紅茶・コーヒーで和やかに交流しました。