三月十一日、東北太平洋沿岸を中心に東日本を襲った巨大地震は、想像を超える大きな被害をもたらしています。被災されたみなさんには、心からお見舞い申し上げます。
私たちは、この間連日報道される映像から、特に大津波が、東北地方太平洋沿岸地域の多くの町をのみこみ、多数のいのちと生活が奪われる様子を目の当たりにし、被災された多くの人々の身を案じ心が痛みます。さらに、いまだに続く余震による被害の拡大も心配されます。
また、東京電力福島原子力発電所の原子炉冷却機能低下、燃料棒露出による放射能漏れにより、被害が拡大し避難を余儀なくされた住民の不安は計り知れないものがあります。また、関東・首都圏においても、電力供給をめぐって混乱が続いています。
現地のインフラは壊滅状態で、被災地での人命救助が急がれるとともに、被災者への食料や水、医療品などの配給が、一刻を争う事態となっています。
市教組は、この未曽有の大地震による被災地域と被災者に対する緊急救援募金を呼びかけます。全国の教職員組合を通じて、被災自治体に届け、支援のための一助とします。一人でも多くの教職員のみなさんに、募金へのご協力をお願いします。