今、子どもと教育は? 南区教育署名スタート集会

 十月十日、南区教育署名スタート集会が行われ、教職員・父母・南区選出共産党市会議員など、二〇人余が参加しました。


 最初に、京都橘大学非常勤講師の倉本頼一さんが、「今、子どもと教育はどうなっているの?」と題し講演され、気遣いに疲れストレスをためている子どもの現状にふれ、その中でイラつく・ムカつくなどの攻撃性に転化する子どもが増えている、その背景には、構造改革路線があり、貧困・格差、競争社会が子どもや教育に大きな影響を与えていることをデータなどを示し語られ、今こそ、子どもの貧困を断ち切る教育条件整備の運動が大切であることが強調されました。
 講演後、小・中・高の教職員から、改悪教育基本法の具体化の実態が話され、父母からは、「子どもや教職員が競争・管理で追い詰められている大変な実態がよくわかった。これを契機に南区でもぜひ、教育懇談会を再開しましょう」と訴えられました。