切実な要求、突きつける 障害児教育小委員会

 七月二十五日、障害児教育小委員会が行われました。市教委からは総合育成支援課長等が出席し、市教組障害児教育部の役員らが参加しました。
育成学級担任からは、今年度試行実施の長期宿泊事業の問題点として、参加する子どもの負担や、学校体制、教職員の勤務について指摘し、実施校からていねいに実態を調査するよう要望しました。


続いて、学級運営費の配分で、学校間で大きな差があることを具体的に示し、是正を求めました。これに対し、「学校長に理解を深めてもらうよう求めていく、必要性を認識してもらう」と回答がありました。
特別支援教育「支援員」については秋から全校園に配置する、地域の人材活用も含め各学校で配置を考えるとしています。
北総合支援学校からは、教室不足の問題が出され、今後の見通しを示すよう求めるとともに、解決には養護学校新設も考えるべきだと主張しました。市教委は、「課題は認識しており、今後の児童生徒数の推移を見守りたい」としました。
その他に、クックチル給食やパソコンによる事務処理の問題が出されました。