不明朗な関係是正を!『(株)京都報道センター詣で』問題

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5月8日から数回にわたって、「(株)京都報道センター」という特定の民間業者と市教委指導主事、学校管理職との不明朗な関係が報道されました。「京都報道センター」は教育ミニコミ紙を月2回発行し、市内小学校の管理職がほとんど購読をしています。


 報道では、毎年昇任・転勤した学校長や教頭が「京都報道センター」の事務所を訪れ、あいさつとともに現金を渡したり、「御祝」として「ペン」を受け取っていたことが明らかにされています。市教委は、指導主事もあいさつに訪れていたことに対して、「市民に誤解を与えかねず指導する」と新聞社の取材に答えています。
 市教組は、報道される以前から数回に渡って、「京都報道センター」と市教委・学校管理職との不明朗な関係について指摘し、是正するよう求めてきました。今回の報道を受け、改めて5月9日付け文書で申し入れを行いました。
市民的な反響が広がる中、市小学校長会は、5月14日、「市民の誤解を招くとして、今後は現金を渡さないことを確認した」ことが報道されました。