いよいよ高裁判決! 高橋さんを一刻も早く職場へ

二〇〇五年三月、新採一年目に不当な分限免職処分を受けた高橋智和さんの控訴審判決公判が六月四日午後一時十五分から大阪高等裁判所で行われます。
高橋さんは、二〇〇八年二月二十八日に京都地裁で、処分を取り消す全面勝利判決を受けましたが、京都市が控訴したため、大阪高裁で裁判が継続されてきました。

大阪高裁では市教委が新たな証人を申請し、尋問が行われましたが分限免職に相当する事実は一切明らかにされないばかりか、市教委は京都地裁で否定された処分理由の上塗りに終始しました。
この裁判は、大変過酷な勤務や「個人責任論」を強いられ、退職したり、病気休暇を取得せざるを得ない新採教職員が後を立たない中、教育行政の姿勢、新採指導のあり方等を根本から問うものです。
判決は、新採教職員が失敗したり、つまずいても、同僚や管理職のあたたかい励ましの中で、子どもとともに成長できる学校づくりをすすめることにもつながるものです。
すべての教職員のみなさんに、傍聴支援、判決を受けての高橋さんを職場へ戻す取り組みへのご協力を呼びかけるものです。

高橋裁判決 公判!
日時:6月4日(木)午後1時15分~
場所:大阪高等裁判所別館 72号法廷(京阪淀屋橋駅 徒歩10分)
※傍聴参加をお願いします。