学校が2校になってしまう ―東山学校統廃合シンポ―

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年の瀬も押し詰まった12月26日、東山区で「学校統廃合を考えるシンポジウム」が開かれました。
東山支部の分会代表の皆さんも参加し、住民の方を含め30人を超える人たちが熱心に学習・交流しました。


まず、実行委員会の本庄たかおさんから問題提起があり、続いて、新道小学校に勤務されていた退職教員の浅井さんが、小規模で少人数の学校・学級の教育の良さを話され、東山支部書記長の岩崎さんは、一つの学校に小学生と中学生が一緒になることへの問題点や不安な点を詳しく指摘しました。市教組の新谷委員長からは、京都市内の統廃合の実態と統合校の問題点を説明しました。最後に、加藤市会議員は、今までの統廃合の経過と日本共産党の見解を紹介しました。
参加者から、住民置き去りで、一部の人たちと市教委の手によって、統合計画がどんどん進められている実態の告発もありました。また、このまま進めば東山では学校が2校になってしまう、と危惧が出されました。これからも、町づくりの視点で、さらに統廃合問題を考えていこう、と確認されました。