全国一斉学力テスト 廃止せよ


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京教組が市民に訴え
文科省の「全国一斉学力テスト」実施を前に、四月二十日夕方、京都教職員組合はじめ教育府民会議の諸団体が、四条河原町で学力テスト中止・廃止を求めて緊急宣伝を行いました。


市教組の新谷委員長は、「朝日新聞のアンケートに二九パーセントの都道府県・政令市教育委員会が見直しを求めている」ことを紹介し、京都市教委も「実態把握は数年に一度の抽出調査で十分。莫大な予算を教職員の増員などに当てるべきだ」と述べていることを紹介し、「子どもと学校を競争の渦に巻き込み、一層格差を拡大する」と訴えました。
諸団体の代表らが次々と「イギリスでも中止になった」「テストの結果を公表することで、学校の序列化が一層進む」「テストを受けている子どもたちも、疲れてぐったりしている」など、中止・廃止に向けた訴えを行いました。