「靖国派」集会を後援 教育長出席に厳重抗議

さる9月1日、日本青年会議所近畿地区大阪ブロック協議会が主催し、「教育再生民間タウンミーティングin大阪」が行われました。


この「タウンミーティング」は、「新しい歴史教科書をつくる会」前会長の八木秀次氏を中心につくられた「日本教育再生機構」が、日本の過去の侵略戦争を正当化し、日本国憲法と、それに基づく教育を否定する主張を普及するために、全国的な運動を展開することを目的として開催されたものです。
この「タウンミーティング」に、京都市教育委員会が後援団体として名を連ね、門川教育長が「提言者」の一人として参加をしました。「タウンミーティング」の内容は、国民に国防義務の押しつけを主張するなど、「戦争する人づくり」を公然と語り合う、日本国憲法の理念と原則を否定する重大な問題をもつ催しとなりました。
市教組は、京都市教育委員会に対して文書で厳重に抗議するとともに、後援の撤回と発言内容についての釈明を強く求めました。