国の責任で30人学級を!/全国署名スタート集会

別ウィンドウで画像を拡大 今年度の教育署名の全国スタート集会が、七月十三日に東京で開かれました。十八年間で三億五千万筆以上の署名を集め、全国四十六道府県で少人数学級を実施させてきた成果を踏まえて、今年度から「教育全国署名」と名称も変えてさらに前進させていくことになりました。


 集会では、私学助成削減反対で千五百人の高校生を集めた取り組みが山形の高校生から報告され、三輪定信氏(帝京平成大学)が教育の格差拡大の深刻な現状と教育署名の先進的な意義について講演しました。つづいて全国各府県の父母・教職員・高校生・青年からの「今こそ国の責任で三〇人以下学級を」などの訴えと決意表明が行われ、各県代表が今年度の署名の目標を書いたパネルをもって壇上に勢揃いしました。
 これに先立って、主催団体などで文科省・財務省・全国市長会・町村長会などに、教育全国署名への協力要請の申し入れを行い、市教組からも代表が参加しました。