柳川事案:「何としても公務災害認定を」教え子・妻が証言


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北総合支援学校の柳川さん(被災当時西ノ京中)の公務災害認定を求める取り組みで、6月4日に第2回目の口頭意見陳述が行われました。


 当時、陸上部生徒の片岡さんと、柳川さんの妻のさき子さんが当時のようすを陳述しました。片岡さんは、柳川先生が初めての陸上部顧問として、苦労しながら、生徒とのコミュニケーションを大切にし、丁寧に指導されていたようすや、当日倒れるまでの勤務と倒れたときの状況を詳しく述べました。妻のさき子さんは、陸上部の顧問を引き受けていろいろ苦心していたこと、進路指導などのコンピューター作業は自宅でせざるを得なかったこと、さらに、土日もほとんど休みが取れず、趣味の水泳もできなくなっていた状況を詳しく陳述しました。さらに、柳川さん本人の「どうしても公務災害と認めてほしいとの願いと、できれば再び教壇に立ちたい思い」を代弁されました。口頭意見陳述はこれで終了し、夏頃には審査結果が出される予定です。