京都市6月教育研究集会(学年別教研)のお知らせ

「先生の学校2007」第3弾!!

京都市教育研究集会
6月学年別教研

6月23日(土)10時~4時半

京都アスニー 
(丸太町七本松西入北側→アクセス

全体会10時~12時

講演
「共感力~『共感』が育てる子どもの自立」

        大和久 勝 さん 
oowaku.JPG
 
 
(全国生活指導協議会常任委員。和光大・埼玉大・國學院大講師。元小学校教員。著書に「共感力」「ADHDの子どもと生きる教室」「困った子は困っている子」など多数。)

「普通の子」が突然キレて事件を起こしたり、自ら命を絶ったり、という事件が後を絶ちません。子どもの内面に深く寄り添い、生きづらくなっている時代を一緒に感じ取ることのできる教育実践が求められています。大和久さんのお話を聞きながら、子どもの思いに共感する実践のあり方を考えましょう。 

 「困った子」を 「困っている子」として
 大人の言うことを聞かない子、乱暴な子、暴力をふるう子、ものを壊す子、危険なことをしてしまう子、授業を上手に受けられない子、学校に行きたがらない子、ルール違反を繰り返す子、など、数々の「困った」行動をとる子たちがいます…。でも「困った子」と見られるその子どもが「困っている」のだということに気づかないと方向が見えてきません。…これは大事な「子ども観」です。…その子が引き起こすトラブルやもめごとなどから目をそらさずに向き合うことです。
「普通の子」に見られる あやうさ
 子どもたちが生きづらさを感じたり、生きていく上で様々な苦悩を感じたりするのは当然です。子どもは、大人の期待の中で、「普通の子」や「よい子」でいようと努力します。中には「よい子」を演じてしまう子もいます。…「おとなしい子」「まじめな子」だから問題がないと見るのは間違っています。…子どもたちに必要なのは、心に抱えている苦しみを聴き取ってくれる大人達の存在ではないでしょうか。

(大和久勝・著「共感力~『共感』が育てる子どもの自立」(新日本出版)より

 

学年別分科会 1時~4時30分

幼年~1年    2年
3年      
4年
5年      6年
中学校     障害児教育(特別支援)
       

詳細は→こちら