「自衛の戦争だった」とDVDアニメ発覚!!


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日本青年会議所が、「日本の戦争は自衛のための戦争だった」「アジアの人々を白人から解放したかったから」と主張する、DVDアニメ「誇り」を製作しました。


 この教材は文科省の教育プログラムに選ばれ、全国の中学校で歴史教材として使用するようにすすめられています。若くして特攻隊員として戦死した「英霊」が現代にあらわれ、自分の子孫である女子高校生に「一緒に靖国神社に行ってみない?」と誘います。加害の事実には触れず、日本が白人からアジア諸国を助けたものであり、東京裁判を否定し、日本人の戦争への反省は「GHQによる洗脳」の結果と説明しています。
このDVDの存在を国会で追及された伊吹文科大臣は、「私が校長なら使わない」と答弁しました。一方、安倍首相は昨冬、青年会議所会頭との会談でDVDを手渡され、「教育再生の参考にしたい」と述べています。教育の名のもとで国民の心まで支配しようという動きが強まっています。市教組は、この教材を文科省に委託事業からはずすように申し入れ、市教委へは、使用を強要しないように申し入れました。