不当処分の実態明らかに=高橋裁判第十一回公判=


別ウィンドウで画像を拡大
不当な分限免職処分を受けた元洛央小学校の高橋先生の第11回公判が行われました。高橋先生が講師として勤務していた元同僚、大阪府立小路高等学校の田中 英子さん、烏丸中学校の仁科勝さん、東総合支援学校の橋本奈奈さんの証人尋問と、高橋先生の妻の良子さんの陳述がありました。


田中さんは、高橋先生が保健室業務の補助員として勤務し、不登校ぎみの生徒やクラスになじめない生徒の相談や事務処理の援助に努力されていた様子を詳しく証言されました。仁科さんは、高橋先生が育成学級担任の病休代替の講師として、きめ細かく指導していたことを証言し、任用が切れる時に、保護者や生徒たちからの気持ちの込められた寄せ書きを証拠として提出されました。橋本さんは、高橋先生が養護学校中学部3年の学級担任、続いて高等部の担当として勤務し、学校の状況や担当する生徒の課題に応じて指導されていた内容をリアルに証言されました。

最後に高橋良子さんが、夫の高橋先生が洛央小学校に新採教員として赴任し、学級担任として家への持ち帰り仕事や、体調を壊された時の様子、校長から免職を言い渡された時の様子を詳しく陳述し、いかに不当な処分であったかが明らかになってきました。

■次回6月27日は、高橋先生本人の尋問が行われます。