六月二十七日、京都府中小企業会館で「六月学年別教研」が開催され、多忙な毎日の合間をぬって、一〇七人が参加し学び合いました。
午前の全体会では、立命館大学教授の廣井亮一さんが、家庭裁判所調査官としての臨床実践から、課題を抱えた子どもたちとの具体的な関わりや、ここ三〇年の社会の変化と問題行動の関連などを大変わかりやすく熱く語られ、参加者の共感を呼びました。
また職場や支部で、そして「先生の学校」でつながった新採や未組の青年の参加があり、午後の学年別分科会では、今年も、ベテランとともに青年の報告がありました。
〈参加者の感想から〉
*午前中の廣井先生の講演は、今の子ども達の現状をとらえたお話でした。このような子どもの実態を受け止めた上で、教師は毎日子ども達と関わっていく必要があると感じました。学校は子どもの大事な居場所だということも改めて感じさせられましたし、教師の責任は大きいと思いました。