角公務災害裁判:次回は証人調べ

662-2-2.jpg 故角隆行さんの公務災害認定を求める裁判の口頭弁論が、八月二十八日、京都地方裁判所で行われました。
 今回の口頭弁論では、原告・被告(地方公務員災害補償基金)双方から出されている証人申請の採否が論議され決定しました。


裁判所から「人数を絞ってほしい」との要請に対して角さんの弁護団は、それぞれの証人の必要性を訴え、最終的には申請した証人全員が採用されることになりました。
 弁論後の報告集会で、遺族の角奈弥子さんは、この間の裁判を取り組むにあたっての困難やしんどさを率直に述べられ、支援を訴えられました。裁判は次回口頭弁論(十一月四日、午前十時〜午後五時、京都地方裁判所)での証人調べが山場となります。傍聴参加など、いっそう支援の輪を広げることが求められています。