東山南部でも統廃合計画が:統廃合を考える懇談会

十一月七日、新熊野神社参集殿で東山南部学校統廃合を考える懇談会が開催され、父母・地域住民・教職員を合わせて二〇人を超える参加で、熱心に交流されました。


 最初に京都市教組の新谷委員長から、「今、世界では少人数学級が当たり前、教育にかける費用も日本はOECDで最低ランクになっている」ことに触れ、さらに「統廃合は地域住民の合意が必要で、市教委は住民に必要な情報を開示し、説明責任を果たすべきだ」と結ばれました。
 参加した教員からは、小規模校こそ人間的つながりが深まり、徹底的に一人ひとりの能力が伸ばされることを、学級の様子も交えて話されました。
 父母からは、統廃合の話はPTAの一部役員を中心にすすめられ、一般会員はなかなか意見を述べることが難しく、もっと十分な論議をしてほしかったと、発言されました。今後も、学習や交流を深めることになりました。