「孤立している子」をみんなの中へ

山科・醍醐「せんせのガッコ」
678-1-1.JPG五月二十八日、パセオ・ダイゴローの会議室で、山科・醍醐「せんせのガッコ」が二十二名の参加で行われました。
 最初に、勧修中学校の宮下さんが、「子どもの声をき(聴)く」ことについて、話されました。


自身の経験から、「A、本人の言葉を直接きく」だけでなく、「B、表情や仕草から内面の声を聴きとる」「C、友人、親などからきく」の三通りの「き(聴)き方」を意識しながら、生徒や親との対応に生かしてきたことや、自分自身のことをクラスの中で語れ(綴れ)る、学級(通信)づくりをしてきた取り組みが報告されました。
 続いて池田小学校の細田さんから、クラスの中で友達関係がなかなか作れず「はみだし」ている子を、具体的な仕掛け(学級内クラブづくり)の中で、子どもどうしをつなげてきた実践が報告されました。参加した青年の「自分のクラスにいる、今まさに『孤立している子』をどうしようか」という悩みにこたえる内容とも重なり、充実した学習会となりました。