充実した各講座 先生の学校 パートII

678-1-2.JPG四月三日の「春の教育講座・先生の学校」に続いて、二回目の「先生の学校」が、五月二十九日に、教育文化センターで行われました。
 一組、二組に分かれて行われた講座は、一時間目が「算数」と「理科」。「算数」は、京都市内算数サークルの本田陽一さんが、たくさんの教材・教具を使って子どもたちが学習内容を理解しやすい工夫を紹介し、こうして本物の学力がついていくのだと実感できる内容でした。


「理科」は科学教育協議会全国委員の野村治さんが、手作りの教材教具を使いながら観察と実験の押さえどころを楽しく語り、何度も歓声があがっていました。
 二時間目は「図工」と「生活科」。「図工」は昨年から楽しい講座をしてもらっている大阪新しい絵の会の服部宏さんから、絵の具指導の基本技術と楽しい工作を教えてもらいました。一人ひとりの参加者が実際に描いて、作っての講座はいつも好評です。「生活科」は乙訓理科サークルの平田庄三郎さんが、「楽しみながら力のつく生活科」のテーマで、子どもたちが遊んで作って育てたものを食べたりしながら科学的認識を育てていく様子を、子どもの作品も持ち込んで紹介しました。
 休日参観などと重なる学校もありましたが、二十四人の参加者は充実した半日を過ごしました。