「教師の仕事の大変さ理解して」

680-1-1.JPG柳川重清さんが切々と訴え!
 元西ノ京中学校教諭の柳川重清さんの公務災害認定裁判の控訴審第一回口頭弁論が、六月二十五日に大阪高等裁判所で開かれました。
 弁論で柳川さんは、切々と今の思いを陳述しました。その中で京都地方裁判所が、教師の仕事の困難さを理解しようとしなかったことが残念であると述べました。


進路指導主事の仕事は、保護者・高校の対応を含めて責任が重いこと、技術家庭科という教科は、子どもの安全への配慮で神経を使うこと、前任者が好成績をあげている陸上部顧問のしんどさなどについて具体的に述べ、裁判所に対して公務災害認定を求めました。
 裁判には、柳川さんが所属する京都退職教職員の会や京教組・市教組本部、分会などから多数の傍聴参加がありました。
 市教組は、引き続き裁判傍聴をすすめるとともに、要請署名を積み上げ、裁判所を世論で包囲する取り組みに全力をあげる決意です。