京都市内では、各行政区で教育集会や、子どもまつり、映画会が取り組まれ、子どもの自主活動を援助する活動や、子育てを支援する活動、教育相談活動など、様々な子育て・教育にかかわる団体、個人の運動・活動がありました。しかし、中には中心になる人たちの高齢化や、参加者減などから「開店休業」状態になっている取り組みも見られます。
す。それらをつなぎ、交流することで「ネットワーク」を広げていきたいとの思いから、新婦人・右京と左京の子育てネット・市教組が呼びかけて開催した六月の第一回交流会議には二十八人が参加。交流の中でそれぞれの団体の困難な実態も語られましたが「ネットワーク」の必要性も確かめられました。以降、月一回の会議を重ねています。
七月の交流会議で、会の名称を「地域子育て・教育ネットワーク京都」とすることが決定しました。
八月の交流会議では、夏休みの子どもたちの勉強会を退職教職員が行い好評だった、「親と子のピースフェスタ」に百八十名が参加した、子どもの権利について弁護士を招いて学習会をした、総勢百名を超える規模で少年団のキャンプが成功した、東山の学校統廃合を考える会の活動、保育制度をめぐる問題、右京と伏見、中京の今後の企画などが話されました。
「ネットワーク」第一回の「つどい」を京都市教研全体会の共催とすることも決まり、そこで参加各団体の活動報告を短時間で行うことになっています。