市教組四十周年記念教研集会

682-2-2.jpg今年の京都市教研は、分科会は二十三日に中小企業会館にて、全体会は二十四日に京都リサーチパークにて行われます。今年は市教組四十周年の記念集会でもあります。
「格差教育」と「愛国心教育」色が一層強められた学習指導要領の本格実施を目前にして、民主教育の内容を広め深める京都市教研の各分科会の役割はかつてなく重要になります。教科別、課題別分科会に、ぜひレポートを持ち寄りましょう。


全体会講演は、弁護士で反貧困ネットワーク代表、元・年越し派遣村村長の宇都宮健児さん。史上初の会長選挙再投票の結果、日本弁護士会会長に選ばれたのはこの三月。無法サラ金やオウム真理教にも敢然と立ち向かい、その闘いは、宮部みゆき『火車』のモデルにもなりました。自らを「落ちこぼれ弁護士」と語る宇都宮さんの「貧困とのたたかい」は、学校現場に横行する理不尽な現実を乗り越えるエネルギーをすべての参加者に与えてくれるはずです。
ぜひ誘い合ってご参加下さい。学びと交流の二日間は上等のリフレッシュとなるでしょう。