裁判所へ8351筆の署名提出/柳川裁判第三回口頭弁論

686-p2-1.jpg 11月10日、 柳川裁判の第3回口頭弁論が大阪高裁で開かれました。今回、原告及び弁護団は、京都地裁で認められなかった時間外勤務についての反論と、北芝事案や荻野事案でも鑑定意見書を提出頂いた新宮医師(山形県三友堂病院)の鑑定意見書を提出しました。


 その中で新宮医師は、柳川さんが若い頃は高血圧ではなかったことから、高血圧が過重労働(進路指導や、部活動の指導)などによって悪化してきたことを医学的に解明しました。さらに、発症前一週間の高温多湿の中での部活動指導や、当日の審判業務などの負担が重なり、脆弱化していた血管が破れ、脳出血を発症したと、仕事と発症の因果関係を明らかにしました。
 また、柳川さんと市教組は京都の各労働組合を訪問し、裁判所に提出する署名への協力要請をし、約2カ月で6000筆が集約され、合計8351筆を裁判所に提出しました。