全国の仲間と交流し学んだ「教育のつどい2011」

699-1-1.jpg千葉で開催された「教育のつどい2011」に、京都市からは十五名が参加しました。今年の集会は、東日本大震災と原発事故を受けて「今こそ『子どもたちのいのちを慈しみ、人間として大切にする学校・地域』を」がメインテーマでした。また、新学習指導要領が、子どもの学習や教職員の指導にどんな影響を与えているのかを交流し検討することも重要なテーマの一つでした。


全体会後の教育フォーラムの一つ【新学習指導要領で学校はどう変わったか】では、千葉・東京・埼玉から、「授業時間と教材が増え、子どもも教師もくたくた」、「夏休み前に教科書を急いで終わらせざるを得ない」、「授業参観で道徳の授業をするように言われる」、「授業時数増のため振替なしの土曜授業が、三割の学校で月一?二回行われている」、「分厚い教科書で、詰め込み学習がいっそうひどくなった」などが報告されました。
大阪からは、橋下知事が「君が代条例」や「教育基本条例」で教育に不当に介入しようとしていること、それに対するたたかいの必要性が熱く語られました。
今、子どもと教育を守るために教職員と父母・市民が力を合わせて、子どものための学校づくりをしていく必要性を感じました。