子どもたちに生きる希望を

―子どもの心に耳傾けて―
青年部エデュカフェ 土佐いく子講座
八月六日、昨年好評を得た青年部エデュカフェ「土佐いく子講座」が行われ、青年を中心に二五名が参加しました。
土佐さんは、「際限なくわき出てくる仕事で体も心も疲れ切っている現場の中で、子どもの姿が見えにくくなっている。


子どもをきっちりとさせる管理の対象としてではなく、子どものあらゆる表現から子どもの願いを読み取り、すべてを受け止め、安心感と居場所のある教室にしていくことが必要。作文を書くことを通して、自分を見つめたり友達の思いを知ったりすることができる。自己表現はよき受け止め手がいてこそ育つもの、保護者と手をつなぐことが今の教育の困難を拓くカギである」と話され、参加者を励まされました。
(参加者の感想)
◇貧困と格差社会の中で必死に生活している親の暮らしや願いにも心を寄せ、一緒にやっていく気持ちのもてる教師でありたいと思いました。
◇子どもの見方、考え方を認めあえる学級づくり。もっともっと子どもを大切に、子どもの思いをくみとっていかないといけないなあと改めて思い、本当に早く子どもたちに会いたくなりました。