核兵器・核被害NO 福島に連帯・原水禁大会

今年の原水爆禁止世界大会広島集会には、十六カ国の海外代表を含む六千八百人が参加しました。京都市教組からは、青年二人を含む五人が積極的に参加しました。


今年の大会の特徴は、三・一一の東京電力福島第一原発事故による、核被害の恐ろしさを改めて浮き彫りにし、すべての核被害者との連帯を改めて表明したことです。今、原発ゼロをめざす運動が国を動かそうとしている大きな流れの中で、「ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」の叫びが世界に響きつつあります。
市教組から世界大会に参加した青年は、原爆の「碑めぐり」に参加し、原爆投下という想像もつかない厳しい状況の中で、「子どものいのちを守ろうと奮闘した教師の生き様に触れて、感動した」と語っていました。
また、市教組の代表は、「教職員のつどい」で、直前に訪問した宮城県石巻市の実情を話し、参加者の共感を呼びました。
今、憲法や非核三原則への攻撃が強まる中で、広島への修学旅行の取り組みを含めて、積極的に平和教育に取り組みましょう。