クリーンヒット! 京都教研全体講演

─平野啓一郎さんの話に共感─平野さん.jpg
一月二十五日・二十六日、教育文化センターと職員会館かもがわで、第六十三次京都教育研究集会が開催され、憲法と子どもの権利条約が活きる教育と学校づくりをめざして府民・教職員が学び合いました。


全体会は芥川賞作家の平野啓一郎さんが「未来のかたちを探る~憲法と国家、社会、私たち一人一人~」と題して講演しました。講演後は二つのフォーラムで京都の教育の現状や問題点、子どもをとりまく環境や子育てについて交流しました。
二十六日には、教科や課題に分かれての分科会を開き、各地域・分野からの報告をもとに、活発に討論・交流がされました。市教組からは二十本のレポートを報告し、延べ七十四名が参加し学習しました。
参加された方の感想
全体会
・とてもよかったです。短い人生の中で解決できないことがあって当然という言葉に涙が出そうでした。
・「分人」の考え方に共感しました。生きていくということは他者を受け入れ、他者に学んでいくことであり、他者に働きかけていくことだと再認識しました。京都教研のクリーンヒット‼
分科会
・参加九人でちょっとさびしかったがレポートは豊かで(小・中・高・私学・地域)全分野からあり、とても良かった。(学校づくり)
・講演もレポートも興味深い内容がたくさんありました。他支部の状況を学び、集まって一緒に考えることはやはり大切であると感じます。…中略…もっと新しい人の参加が増えるとよいなと思います。まわりに声をかけてみます。(教育条件)
・具体物を使って活動したり、実際行われた授業を聞かせてもらい、イメージしやすく今後の指導に活かせるなと思いました。(算数)