TPPの問題点鮮明に

─第三十三回「より豊かな学校給食をめざす京都集会」─
二月十五日ハートピア京都で、第三十三回「より豊かな学校給食をめざす京都集会」が『食の営みが、からだをつくる・心をつくる』─安全でおいしく、ふれあいのある給食を子どもたちに─をスローガンに開催されました。


午前は健康料理教室主宰の安田美絵さんが『サルでもわかるTPP』─どうなる!?私たちの食や暮らし─と題して記念講演を行いました。日本がTPPに参加することで、食の安全が脅かされ、給食も危険にさらされる仕組みをていねいに説き明かし、TPPはまだ止められること、今からでも個人ができることを合わせて話されました。
午後は「食の安全から学校給食を考える」「学校給食の充実と食育」の二つの分科会に分かれ、学校給食でのアレルギー対応や府内の中学校給食の状況、子どもの食と健康などについて学習・交流しました。
参加していた栄養士をめざしている学生は、「前回の学習会も参加しました。知らないことが多くて、本当に勉強になります」と感想を話していました。