広がる子育ての輪

─各地で教育集会(左京・中京・下京)─20140222_広がる子育て1.jpg
二月二十二日に、養徳小学校近くの茶山のさとで、「左京子育てネットのつどい」が開催され、約五十人の父母・教職員・地域住民が参加しました。


つどいでは、尾崎望さんが子どもと京都府政への熱い思いを語るとともに、多くの参加者から積極的な意見が出されました。中学校現場からは、京都府が強行した高校選抜制度の問題点がわかりやすく報告されました。また、保護者からは教育の一環として中学校給食をぜひ実現してほしいとの願いが出されました。また、若いお母さんからは、「保育所に入れるか不安を抱えながら子育てを行っている」ことが語られました。これらの願いを聞いた尾崎さんは、「京都府としてできることはたくさんある。もっと子育てや教育に予算をかけたい」と訴えました。
また、中京区では二月七日に京都アスニーで、「学習・交流のつどい」(中京子どもを守る連絡会主催)が開催され、子どもたちの貧困問題を中心に学校現場や保育園の状況などについて、積極的な交流が行われました。広がる子育て2.JPG
また、下京区では二月十六日にひと・まち交流館で下京教育シンポジウム(下京子どもを守る連絡会主催)が開催され、困難を抱える子どもたちの実態や学校統廃合問題、高校入試制度の問題など、学校現場のリアルな状況が報告されました。
今、全市的に子どもを真ん中に教育や子育てを考える輪が広がっています。