願い集めて、府政転換‼

─府立体育館に8500人─体育館集会.JPG
二月二十一日、島津アリーナ(府立体育館)で「世直し一万人府民大集会」(府政転換 世直し京都府民ネットワーク主催)が開かれ、京都府内から約八五〇〇人が集まりました。市教組も青年部員含めて約一〇〇人が職場から駆けつけ熱い声援を送りました。


会場に市教組要求タペストリー
市教組は、職場から持ち寄られた、たくさんの要求ハトに願いを託し「どの子も大切にされる教育を!」のスローガンを掲げた要求タペストリーを会場に吊り下げアピールしました。
集会では、「山とみ」女将の柴田京子さんの開会あいさつにつづき、団体からの趣向を凝らした要求リレーが行われました。
応援演説に立った、弁護士の大江智子さん、患者家族の捧啓子さん、日本共産党参議院議員の小池晃さんはそれぞれの立場で、尾崎知事実現への思いと府政転換の願いを語りました。
会場での各団体パフォーマンスでは、「丹後半島に米軍基地はいらない」「中学校給食の実現を」「原発の再稼働反対」などの要求が出されました。
狂言師茂山あきらさんは応援の謡を披露しました。
そして大きな拍手が起こるなか登壇した尾崎望さんは、人生の出発点は平等でなければいけないし、京都府にできることは少なからずある、と立候補決意の思いを述べました。現府政の中で最下位まで落ち込んだ京都経済の立て直しは、中小企業を主人公にしてこそ可能、そのための条例をつくる、また子どもの貧困の根絶、三十五人学級の早期全学年実現、安心の医療と福祉を取り戻す、原発ゼロの決断を政府に迫るなどの政策を発表するとともに、府知事選挙勝利に向けての訴えを行いました。
つづく世直しネットの関浩代表(京都府保険医協会前理事長)からは、いま国が都道府県に役割や権限を任せる中での知事の役割の重要性が指摘され、国言いなりでは、府民の医療、社会保障の切実な願いはかなえられない、国の誤った政策に、はっきりと「ノー」を突き付けられる知事を生みだすことが必要であると訴えました。
最後に行われた行動提起では、つながりを生かして尾崎さんへの支持をさらに大きく広げよう、と訴えがあり集会は締めくくられました。