─切実な願い次々と！─
市教組は、一月下旬以降、全支部で全員集会を開催し、約百三十人の組合員が参加しています。
集会では、教育をめぐる情勢や知事選挙の争点などを学習するとともに、分会交流、クイズ、紙芝居、退職者や新組合員への花束贈呈など、多彩な企画を行ってきました。
北上中支部全員集会
二月三日、鳳徳小学校で行われた集会では、情勢学習のあとの分会交流で、研究発表や校内研究のために、普段よりもさらに超過勤務をせざるを得ない状況となっており、少なくない教員が体調を壊していることなどが交流されました。
一方で、そんな忙しさの合間をぬって、食事会などを企画し職場の仲間とゆっくり話せてほっとする時間がもてたり、これから計画するという分会からの報告がありました。
下南支部全員集会
二月三日にしんまち会館で開催されました。情勢などの学習の後の分会交流では、管理職が査定評価の結果開示でほとんど説明を行っていないこと、学校統廃合が強引にすすめられようとしていること、また、この間の組合が勝ち取った成果を報告し、職場で大きな話題になっていることなどが報告されました。
山科支部全員集会
二月十四日、山科アスニーで開催されました。寺内支部長のあいさつ後、情勢の学習をしました。各校の交流では、紙芝居を用意して、傷んだ校舎の様子やテストの結果を重視する管理職の現状を伝えた学校、他の学校からは、若手同士が競争させられている様子や、支援の必要な児童が多くなり人手が足りない状況も伝えられました。最後に、退職される方に花束と記念品を贈り、閉会しました。
西京支部全員集会
二月十七日、ウエスティ京都で開催されました。執行部の報告に続いて、分会交流が行われました。交流では、大文字駅伝が加熱している小学校現場の実態や、妊婦の労働軽減講師がなかなか配置されない問題などが出されました。また、市教委交渉で発言したら、定員要求が実現した経験が報告されました。最後に、退職教職員から、「一緒に知事選をたたかおう」と呼びかけがありました。
伏見支部全員集会
二月三日、伏見南浜小学校で開催されました。初めに女性教研のオープニングで歌う「あなたが夜明けをつげる子どもたち」をみんなで歌った後、権利クイズで楽しく学び、さらに情勢の学習をしました。その後各校の現状を交流し、退職される方や新たに組合加入された方に記念の花束を贈って幕を閉じました。