住民の声を無視!冷たい京都市政

20141017sisei.JPG十月十七日にルビノ京都堀川で市政要求懇談会が開催され、百二十人を超える関係者・市民が参加しました。


懇談会では、日本共産党市会議員団と京都市職労から、この間の門川市政の問題点が報告されました。山中市会議員からは、京都市が京(みやこ)プランで、市立看護短大の廃止をはじめ、次々と市民福祉を切り捨ててきた実態が報告されました。市職労の小林委員長からは、門川市政が理由も明確にせず、大幅な人員削減を強行し、市民サービスを切り捨てるとともに、職員の超過勤務を増加させていることが報告されました。フロアーからも切実な要求が次々と出されました。
民間保育園では、補助金の削減とプール制の廃止で、保育士などの労働条件が切り下げられていること、公立保育園の民営化が保護者の意見を聞かずに強行されようとしていること、さらには、市バスの路線変更や区役所の支所設置など、地域の切実な要求に耳を貸さない冷たい市政の実態が報告されました。そんな中、発言した市教組の寒川書記長は、学校現場でも、国や京都市の教育にお金をかけない姿勢が、老朽校舎の放置、全員制の中学校給食の未実施、大幅な学校統廃合を生み出している原因であることをリアルに報告しました。
最後に、各団体や地域で取り組んでいる要求運動をさらに広げ、国政・市政の転換を実現することが呼びかけられました。