十月十一日・十二日の二日間、岡山県で全国女性教職員学習交流集会が「子どもとともに未来へ生きる」をテーマに開かれました。
全体会のオープニングは子どもたちのフラダンス。小さな子も、踊りの意味を手と顔で表情豊かに伝え感動を呼びました。「花は咲く」の曲は会場も一緒に歌い楽しみました。 現地実行委員による構成劇は岡山の桃太郎伝説をアレンジし、教職員の働き方や「教育再生」の問題をとりあげ、共感を呼びました。岡山は第一回目の全国女性教職員交流集会の開催地です。今年までの二十四回を振り返るスライド上映も行われました。
その後、絵本作家の浜田桂子さんが「へいわってどんなこと?」と題して講演されました。日中韓の絵本作家が平和絵本をつくるプロジェクトに取り組んでいる様子を語られ、絵本を通して各地の子どもたちとの交流についても話されました。また客席に向かって「へいわってどんなこと?」の絵本を読み聞かせてくださいました。子どもたちが「平和」をどんなことだととらえているのか、それぞれが感じ考える時間になりました。
二日目は二つの基礎講座と四つの分科会に分かれ、学習・交流を深めました。 今年は台風十九号が近づく中での開催でしたが、全国各地から集まるパワーで元気の出る集会になりました。