9条だけは何としても守らなければ―あいついで憲法集会―


別ウィンドウで画像を拡大
「憲法9条京都の会」が主催し円山音楽堂で、「11・3憲法集会in京都」が開かれ、市民一〇〇〇人が集い、市教組も支部代表らが参加しました。
同会代表世話人で哲学者の鶴見俊輔さんがあいさつし、龍谷大大学院教授の森英樹さんが講演しました。

航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決に対して、「そんなの関係ねえ」と言った田母神前航空幕僚長の言葉を上げ、「政府・与党の対米従属、憲法改悪の策動を決して軽視してはならない」「軍福(軍事費削って福祉に回せ)の精神を今こそ国民の中に広めよう」と訴えました。
その後、茂山千之丞さんとあきらさんが狂言「昆布売」を上演し、千之丞さんはインタビューで「子や孫に人を殺してこいというのが戦争だ。9条だけは守らないといけない」と語りました。集会後、京都市役所まで憲法ウォークしました。

別ウィンドウで画像を拡大

十月三十一日には、「憲法記念秋のつどい」が子ども未来館で開かれました。
広島平和研究所の浅井基文所長が「アメリカの世界戦略と日本の進路」と題して講演し、改憲が、日米同盟強化をねらうアメリカの対日政策であることを指摘し、9条を守る共同を広げることの重要性を訴えました。