声を上げ続け要求実現(第二八〇回中央委員会)

280event.jpg一月二十八日、第二八〇回市教組中央委員会が開かれました。


得丸委員長のあいさつでは、戦後七十年を迎える年にあたり、日本の現状と憲法とのかかわり、人質事件の経過のなかで今まで友好的であった国々の日本に対する意識の変化、昨年末の沖縄平和ツアーの取り組みや教研での青年の活躍、戦争に向かう国にストップをかけていく決意などが述べられました。
その後、第一号議案から第四号議案の提案が行われ、それをうけ現場から五人の発言がありました。
最後に第一~四号議案が全会一致で採択されました。
【発言要旨】
●若い教職員の多い職場で、差額支給日に、「たより」とニュースでその内容を知らせた。査定評価制度では、オールAの場合とオールBの場合で生じる格差は大変大きく許されないものだ。
(大宮小 奥村中央委員)
●図書館支援員の方が配置されたことで、図書館が整理され利用しやすくなった。この時期、図書費の追加配分があり、本が充実することはうれしいが、来年の支援員の配置は未定で、引き続きの配置を要求していきたい。
(元町小 中島中央委員)
●職場の青年が育児短時間勤務制度を活用し、配置された講師と連携しながら働いている。当初は管理職の理解が不十分だったが、声を上げ変わってきた。これからも青年教職員への応援をお願いする。
(岩倉南小 髙田中央委員)
●青年部での年末の沖縄平和ツアーでは、沖縄の歴史、報道されない沖縄の現実などを直接聞くことができ、勇気をもらうと同時に、本当のことを学ぶことの大切さを強く感じた。子どもたちとともに平和について考えながら教育をすすめていきたい。
(羽束師小 渡邉中央委員)
●この三月で退職、この間、組合加入者が相次いだ。それは役員や分会員が職場の中で発言する姿などに信頼を寄せての加入だ。しんどい中でも、支部の会議などに集まって交流することが大切。また、要求実現のため今度の地方選も重要。
(安朱小 渡辺中央委員)