久しぶりの「差額支給」初体験の青年教職員も

 新年一月九日に久しぶりの「差額」が支給されました。その内容を知らせる全教職員へのニュースが配布される中、実際の支給を受け、職場では歓迎や喜びの声が上がりました。


 職場の若い世代では、初めての差額支給という青年も多く、ニュースに掲載されたイラストのような喜びの表情や声を上げるところもあったと報告されています。
 昨年八月に人事院から勧告された「公務員給与制度の総合的見直し」を受けて、九月以降、京教組・市教組は職場から集められた多くの署名を力として府人事委員会へのはたらきかけを強めました。交渉を何度も繰り返し、今年度は「総合的見直し」をはじめとする賃下げを押し返し、賃上げを実現しました。
 来年度以降も、公務員賃金引き下げの攻撃が予想されます。私たち教職員をはじめ、働く多くの労働者の生活と雇用を守るため、要求をかかげ、賃金や権利を守るためにたたかう組合の値打ちと運動を広げていくことが重要です。