初対面でも気さくに話し新年度スタート「春の教育講座」

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四月四日の午後から教文センターで行われた「春の教育講座」には、全体で五十五人(うち未組をふくむ青年は二十一人)が参加し、青年部の沖縄平和ツアーの報告と特別講演とその後の実践講座で学びました。今回参加した未組の青年二人が、組合に加入しました。

特別講演では、講師に前京都橘大学人間発達学部教授の上中良子さんを迎え、子どもの見方について講演されました。子どもを学校に合わせるのではなく、子どもに学校を合わせること、子どもの声を実践に生かすことなどを話されました。

その後の教育実践講座は小学校低学年・高学年、中学校の三つの講座に分かれ、参加者はそれぞれのニーズに合わせ講座に参加しました。

小学校低学年は図工と音楽、高学年は社会と理科で、いずれもベテランの経験豊富な講師陣による実践的な内容でした。中学校はこれまで担任として関わった生徒との経験から学んだことなどを中心に青年が報告し、参加者からの意見が交流されました。

参加者の感想

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○社会と理科の講座がすぐに実践できるようなお話で、とてもためになりました。(若手) 

○年度始めでバタバタしている中、子どもたちとのかかわりで何を大事にしていくのか、再確認することができました。ありがとうございました。(若手)

○今年度、同じ学年を組む先輩に、この講座に誘って頂き、初めて来ました。二年目教員でまだまだ未熟なのですが、「学びたくて学ぶ時、おどろくべき力を発揮する」と上中先生がおっしゃっていたように、これからも、自主的に、学びの場に行きたいと考えさせられた講座でした。また、初対面の方でも気さくに話しかけてくださり、とても嬉しかったです。また参加したいと思います。(若手) 

○毎年、もっと聞きたいな、というところで時間がきてしまいます。今年も若い人を連れて参加できてよかったです。(ベテラン)